「衣食住」について、大人になるまで”住”について意識することってないですよね。
上京したり、社会人になってから
「あっ、そういえば人ってどっかに住まないといけないのか!」みたいな、盲点に気づかされる。。。
その後、家賃の高さに驚愕し、住居への向き合い方について選択を迫られることになります。
快適性・利便性・経済的合理性
広さ・立地・駅近、、、
そして最終的に行き着く論争が、みんな大好き「持ち家派」・「賃貸派」論争です。
本記事では、平凡なサラリーマンの僕が
- マイホームを購入した経緯
- 賃貸派から持ち家派に心が変わった理由
などを、お話ししていきます。
「持ち家派」・「賃貸派」論争について

「持ち家派」・「賃貸派」論争とは、簡単にまとめると
【持ち家派の主張】
持ち家は資産になるし、賃貸よりも住環境が快適!
ローン返済したら家賃がかからない。
賃貸だと、家賃は戻ってこない。
【賃貸派の主張】
数千万円の借金への抵抗感
賃貸はライフスタイルに対応できる
資産になる家なんて見極められない

すごくザックリとまとめると、大体こんなイメージの主張をしていると思います。
実は持ち家派の中にもいろんな種族がいる
去年マイホームを購入した経験の中で、持ち家派といってもいろんな種族がいると知ることができました。少なく分類しても、10種族くらい

①~④の新築ゾーンは首都圏の場合、普通のサラリーマンでは手の届かない領域になってます。
「(株)不動産経済研究所 首都圏新築分譲マンション市場動向2024年4月」によると、首都圏新築分譲マンションの平均価格は7,662万円とのことです。※24年4月時点 1都3県
35年ローン金利1%、管理費等3万円/月と仮定すると、毎月24.6万円の支払いになります。
「これは、、、厳しい、、」
僕も最初に興味本位で見に行った物件が新築マンションのモデルルームだったので、あまりの金額の高さに驚愕し、住宅購入ではなく賃貸のほうがいいなと考えておりました。
現実的な選択肢は「中古マンション」、いやむしろ「中古マンション」
最初、中古という印象から、中古物件は選択肢として見ていませんでした。
しかし、なんとなくSUUMOで中古マンションを見てみると、内装が綺麗な写真が多く意外でした。
そして中古マンションの内見にいくとびっくり、外観はそこらへんにある普通のマンションなのに、玄関を開けると、
この前モデルルームで見た部屋と見分けがつかないくらい綺麗な部屋が広がっていました。
「中古ありだな!」
なんなら、新築バリューが上乗せされていない分、むしろ中古なんじゃないか、と思うようになりました。
「中古マンション」か「中古戸建て」かについても検討しましたが、戸建ての場合、状態の見極めを素人の自分が判断できる自信がなかったので中古マンションに絞って家選びを始めることにしました。
「at home 2024年7月首都圏における「中古マンション」の価格動向」によると、中古マンションの平均価格は1都3県平均で3,873万円とのことです。
中古マンションの場合、月々の支払は前述の前提で管理費等含めても13.9万円まで抑えることができます。
住宅購入の考え方はポジショントークの渦巻く世界
「持ち家」・「賃貸」論争に少し話を戻しますと、この論争についてはポジショントークでしかないと思っています。
不動産販売業者ならそりゃ持ち家派でしょうし、転勤族のサラリーマンなら賃貸派が多いわけです。
また、年収数千万円のエリートサラリーマンなら、値上がりが期待できるタワマン派になるわけですよね。
じゃあ僕のポジションは?というと
- 普通の30代サラリーマン
- 平均的な年収
- 3人家族(子供は1歳)
こんなステータス、つまり極めて平均的な日本人というポジションからのポジショントークをしてみたいなと思います。
賃貸派から持ち家派に、、考え方の変化について
僕は最初は賃貸派でした。妻との結婚を機に実家からアパートに引っ越したのですが、
当時の家賃は会社からの家賃補助もあり約8万円くらいでした。
住宅費は極力減らして、余ったお金は積立NISAで資産運用する。むしろ住宅ローンは金利を払う側になるわけだから、資産形成の阻害要因でしかない。
そう考えていましたし、いまでもその考えはあります。
考えの変化があったのは、子供の誕生でした(理由がやっぱり平凡なんですよね笑)。
当時住んでいたアパートの浴室が古く、どれだけ掃除してもカビだらけになっちゃうんですよね。
それで子供とお風呂に入る時に、子供が汚いところを平気で触ろうとしたり舐めようとしたりするわけです。
さらに部屋数もリビングと寝室しかないため、もう少し子供が大きくなったら部屋が足りないなと考え始めました。
「そろそろ引っ越しするか!」
賃貸の家賃も高くなってる
引っ越しを検討してから、物件を調べ始めたわけですが、家賃が高いんですよ。
ある程度綺麗でもう1部屋となると、同じエリアで探すと大体13万円くらいなんですよね。
ここ数年で首都圏の地価が上がっていることに伴って、家賃も上がっているようです。
家賃の相場観を知って、この金額を大家さんに払い続けるのってなんかもったいないなって
”儲かる”を狙わなくてもいい
家探しをしていた時はYou tubeをすごい見てました。
近年、地価が高騰していたこともあり、住宅購入って”値上がりする”とか”損する”みたいな論調で語られることが多いように感じます。
確かに、大きな買い物ですから損はすべきではないです。
でも、儲かるを狙わなくてもいいんじゃないかなとも思います。
僕の行き着いた考え

僕の行き着いた考えは、
「住宅の値下がりペースが毎月の想定家賃の範囲内に収まっていればOK!」
賃貸と比べて”損はしていない”
こんな考えに行き着きました。そして中古物件でもリノベーションやリフォーム物件であれば、
新築同様に快適に居住することもできます。
では、住宅の値下がりペースが毎月の想定家賃の範囲内に収まるような物件をどのように選ぶかです。
ここは基本に忠実に選びました。
- 駅徒歩10分圏内
- 築10~20年
- 周辺環境
駅近がいいことについては説明不要かと思いますが、実際に内見をして感じたことは、
駅が近すぎると踏切音や電車の音がうるさいということでした。
次に、築10~20年のマンションを探しました。理由は値下がりのピークを過ぎているからです。
最後に周辺環境、上記の電車の騒音に加えて、幹線道路沿い・高速道路の横、駅まで急な坂道がないか
あとはハザードマップは大丈夫か、などを確認しました。
基本的にインフレしていく中で、この条件を満たした物件が、想定家賃範囲以上の値下がりをすることは、逆に想定しづらいのではないか、と考えて、条件に合致する物件を購入しました。
結論:本当に満足している
マイホームに住み始めて、実際住宅ローンの支払いも経験したうえで、本当に満足しています。
また、一緒にマイホームを探したり、家具やインテリアを相談したり、家族との絆が深まったように感じます。

この経験の中で読者の役に立ちそうな情報を発信していけたらなと思います。
最後に、この記事は僕というポジションでのお話、ポジショントークになります。
人それぞれの状況や考え方で最適解は異なると思いますので、僕の経験の中から参考にできそうな点だけ少しでも役に立てていただければとてもうれしいです!
以上、かもぴブログのかもでした!
「今日も一日OKかも~~」ではまた!
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